| プレスリリース
auリニューアブルエナジーと日本エネルギー総合システム 系統用蓄電池設備の建設に着手
auリニューアブルエナジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 吾朗、以下 「auリニューアブルエナジー」)、日本エネルギー総合システム株式会社(本社:香川県高松市、代表取締役:黒淵 誠二、 以下「JPN」)は、岐阜県および愛知県の3拠点において株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役 代表執行役社長CEO:伊藤 正裕)製系統用蓄電システム「Mega Power 2700A」を採用し、蓄電池設備の建設を2025年9月より開始しました。両社は、2026年度から順次、同蓄電所の運転開始を目指してまいります。
■ 背景と目的
auリニューアブルエナジーは、KDDI小山ネットワークセンター(栃木県小山市)内の「小山蓄電所」(蓄電池出力1,999kW、蓄電池容量5,608Wh)を蓄電池事業の初号機として2025年8月から運用を開始しました。また、三重県津市内では大型蓄電池設備(蓄電池出力28MW、蓄電池容量90MWh)を建設しており2027年度の運転開始を目指しております。今後も系統用蓄電池事業として、今回の3拠点での建設に続き、同事業を拡大し再生可能エネルギーの普及拡大と電力の安定供給に貢献してまいります。
JPNは、鹿児島県霧島市内での「霧島蓄電所」(蓄電池出力1,990kW、蓄電池容量8,128Wh)を蓄電池事業の第1号案件として2024年6月から運用を開始しました。また、和歌山県紀の川市内でも系統用蓄電設備(蓄電池出力1,990kW、蓄電池容量8,128Wh)を建設しており、2025年度内の運転開始を予定しております。今後も、系統用蓄電池の用地確保から設置、保守管理に至るまでを一貫してサポートすることで、長期的な運用を支えるとともに、国内の再生可能エネルギーの普及促進と安定化に貢献してまいります。
両社は、本取り組みに続き、両社の技術力やノウハウを最大限に活かし、新たな事業モデルやイノベーションの創出にも注力してまいります。
<参考資料>
1.系統用蓄電所概要
| 所在地 | 岐阜県下呂市 | 愛知県瀬戸市 | 岐阜県高山市 |
| 運転開始時期(予定) | 2026年上期 | 2026年下期 | 2026年下期 |
| 発電出力 | 1.9MW | 1.9MW | 1.9MW |
| 蓄電池容量 | 8.2MWh | 8.2MWh | 8.2MWh |
2. 会社概要
■auリニューアブルエナジー株式会社
auリニューアブルエナジーは、「再生可能エネルギーで、“自然”と“地域社会”をつなぎ、地球と人が、ともに豊かに暮らせる未来へ。」をPurpose(存在意義)として掲げ、地域や自治体、パートナー企業のみなさまとともに、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの発電事業を推進しています。地域に存在する太陽光発電、蓄電池、電気自動車などの分散型電源を制御し、安定供給を実現する再生可能エネルギー中心のエネルギー社会への転換に寄与していきます。
ホームページ URL:https://www.kddi-re.com
■日本エネルギー総合システム株式会社
日本エネルギー総合システムは、「再生可能エネルギーを通じて、地域と社会に安心と持続可能な未来を届ける」を存在意義として掲げ、太陽光発電や蓄電池の販売・施工をはじめ、大規模な系統用蓄電所の開発・運営まで、再生可能エネルギーを基盤とした多様な事業を展開しています。
ホームページ URL:https://www.jpn-energy.jp
